マイクロディスプレイ 生産受託
シリコン基板その他の部材をお客様に支給いただき、弊社にて完成モジュールに組み立てて提供します。 弊社は、大量生産に対応可能な設備と生産能力を有しており、また長年LCOS製品の製造で培った技術と高い品質で、様々なタイプのマイクロディスプレイモジュールの組立に対応します。 ご希望によりPCBやFPCの設計等の開発サポートも承っており、またマイクロディスプレイと組合せて使用するイルミネータモジュールやレンズモジュールの提供も可能です。
液晶光学素子
強誘電性液晶(FLC)を用いた液晶光学素子として、2種類のアクティブ波長板(1/2 波長板, 1/4波長板)とシャッターを提供しています。 弊社液晶光学素子の最大の特徴は高速応答性であり、ON→OFF、OFF→ONの両方向とも室温下で100μs レベルの切り替え速度を実現しています。 これは 通常のネマチック液晶を用いた液晶光学素子の10~100倍の応答速度です。 可視光波長域だけでなく、近赤外波長域に対応した製品も提供しており、また外形寸法やガラス厚みは、ご希望に合わせたカスタム対応も可能です。
強誘電性液晶
キーマテリアルである 強誘電液晶(FLC)は、米国コロラド州にある子会社 MIYOTA DEVELOPMENT CENTER OF AMERICA INC. で開発と製造を行っています。 FLCは応答速度が非常に早く、また隣接画素間のクロストークが非常に少ないという特徴を持っています。 これらの特徴を活かして、ピクセルピッチ 3μm 以下の超微細画素のマイクロディスプレイや空間光変調モジュール、高速応答の液晶シャッターなど、様々な用途への応用が可能です。 弊社ではFLCを用いたお客様製品の生産受託や共同開発、またFLC単体の販売を行っています。 新規にFLC-LCOSモジュールを作製希望のお客様には、駆動用シリコン基板設計のIPライセンスや設計コンサルティングサービスも行っています。