切削加工
長年の時計部品加工で培われた「精密切削加工」「高精度切削加工」技術は、自動車用精密部品でも実力を発揮し幅広く信頼を得ております。 難削材にも積極的にチャレンジしており、加工技術開発は常に向上を続けています。
- 自動旋盤
- 二次加工機
研削加工
切削で対応し得ない高精度な外径仕上げ加工を研削加工で対応。
スルーフィード研削及びインフィード研削の双方に対応可能な設備を保有。
設備メーカーとの強力なタイアップにより複雑な加工形状にフレキシブルに対応致します。
また、水晶ブランク、薄膜磁気ヘッド、光学ガラス加工で培った片面及び両面研磨技術をセラミックス材料へ応用することで高精度を実現しております。
- 【保有設備】
- スルーフィード研削
- インフィード研削
- 円筒研削盤
- 平面研削盤
- センターレス加工機
塑性プレス加工
塑性プレス加工技術は長い歴史を持っており、これまでに培われてきた高い技術力は自動車精密部品製造等に活かされています。プレス加工では精密小型部品の大量生産を得意としており、主に抜き、斜め穴加工、絞り、コイニング加工を行っています。
- 【保有設備】
- 順送プレス
- サーボプレス
- コイニング・総抜きプレス I
- トランスファープレス
- パーツフォーマー
- 【測定器】
- 工具顕微鏡
- 真円度測定器
- 粗さ、輪郭測定器:
- 投影機
切断加工
ワイヤーソーによる切断加工技術は、ワイヤーの直径が0.1~0.2mmと極めて細いため、削りしろが少なく、高い生産性と効率化が実現されます。
ダイシングソー切断技術は、脆性材ウエハからチップ切り出し方法として使用しており、カーブ幅100μm以下、高精度位置合わせ、高速・高精度ダイシングが可能で大量生産を支えています。
実力値表示
加工素材 | 水晶・ガラス・セラミックス・各種結晶材料・etc |
最大切断可能ワークサイズ | w240mm×h150mm×d270mm |
最小切断厚み | 0.07mm~ |
水晶加工精度例 (ウエハサイズ□20㎜) |
・厚み精度(s/ウエハ) 0.003mm ・角度精度(s/バッチ) 12″ |
- 【要素技術】
- 機械加工条件
- (ワイヤー供給量・切断速度・etc)
- 遊離砥粒液条件
- (使用研磨剤番手・加工液種類・etc)
- 使用ワイヤー条件
- (ワイヤー線径・張力・etc)
- 【保有設備】
- ダイシングソー切断機
- ワイヤーソー切断機
- スライシングマシン
研磨加工
水晶やセラミックスを中心とした脆性材料ウエハを、超薄厚・高精度に加工し安定供給ができます。
【ラッピング加工】
上下の定盤間でウエハを両面同時に研磨し、高い除去効率と加工精度を実現しています。 また、両面ラッピングで対応できない極小部品は治具に接着し片面ラッピングで高精度に加工する事ができます。
【ポリシング】
上下定盤の加工面に研磨布を貼り、より細かい砥粒で両面同時に研磨し極めて滑らかな鏡面に仕上げます。 また、両面ポリシングで対応できない極小部品は治具に接着し片面ポリシングで鏡面仕上げが可能です。
セラミックス加工- 【要素技術】
- 薄物両面ラッピング&ポリシング加工
- 高精度
- (厚みばらつき低減)加工
- 【保有設備】
- 両面ラッピング・ポリシング機
- 片面ラッピング・ポリシング機