シチズンファインデバイス株式会社(本社:山梨県富士河口湖町、社長:篠原浩)の子会社であるシチズンマイクロ株式会社(本社:埼玉県日高市、社長:中野明彦 以下シチズンマイクロ)は、月面の着陸に成功した「小型月着陸実証機(SLIM)」プロジェクトへ貢献したとして、JAXA(宇宙航空研究開発機構)より今年7月に感謝状をいただきました。
シチズンマイクロ製品のブラシ付きモータはSLIM探査機の超小型ローバー(LEV-1)に搭載され、ローバーの跳躍移動における「車輪の回転」、「跳躍用バネのトリガ駆動」の動作に貢献しました。
ローバーに搭載されたブラシ付モータ | JAXAから贈られた感謝状 |
今回のビックプロジェクトにシチズンマイクロ製品が採用されたことで今後の宇宙航空事業への参入に大きく可能性が広がりました。今後も高性能・高品質な製品供給を行うとともに、多くの分野において社会へ貢献を続けてまいります。
■「小型月着陸実証機(SLIM)」プロジェクトについて
SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) プロジェクトは、「月の狙った場所へのピンポイント着陸」、「着陸に必要な装置の軽量化」「月の起源を探る」といった目的を小型探査機で月面にて実証する探査計画です。2024年1月20日午前0:20(日本標準時)に、月面への着陸に成功し、地球との通信を確立させました。
■シチズンマイクロのモータについて
シチズンマイクロのDCコアレスモータ(φ8~φ24、10W以下)は、独自巻線技術により小型軽量、低電力でありながら、高出力、高応答性、コギングレス、低騒音、低振動を実現させ、医療機器、光学機器、セキュリティ機器など高品質、高信頼性を求められる幅広い業界で使用されています。
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